毛穴の黒ずみに効果的なトレチノイン療法

「東大式」とも呼ばれる東大式トレチノイン療法。通常のトレチノイン配合クリームの使い方と何が違うのでしょうか。

東大式トレチノイン療法は、肌の新陳代謝を上げる効果があるトレチノインと、強力な美肌効果があるハイドロキノンを同時に使うことにより、シミを薄くしたり、予防したりする方法です。治療が難しいと言われているシミの一種である肝斑にも効果があると言われています。やり方は簡単で、気になる部分にトレチノイン配合クリームを塗り、浸透するまでしばらく置きます。浸透したら、ハイドロキノンをぬるだけです。コツとしては、気になる部分にピンポイントで塗ることです。また、朝晩の2回塗りますが、患部の状況によっては1日1回にとどめます。

治療を初めて2日目くらいまでは特に変化はありません。3日目くらいになると皮膚がかさかさになり、炎症を起こしたように赤くなり、皮膚がぽろぽろと剥がれ落ちだします。心配になるかもしれませんが、これらは薬剤が効いている証拠で、この反応は2週間~1か月続くと言われています。治療を初めて1週間以上経ってもこれらの皮膚が乾燥したり炎症を起こす、皮膚がぽろぽろと落ちるという反応が起きない時には、トレチノインやハイドロキノンの濃度が薄いことが考えられます。皮膚の再生を促すためこれらの反応が起こらなければ意味がないのです。そのまま2か月程度トレチノインとハイドロキノンを使用し、その後1か月ほどハイドロキノンのみを使用します。合計3か月で1クールとなります。もう一度行いたい時には、1~2か月ほど肌を休ませるようにしましょう。

治療中は肌が敏感になるため、紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めを利用し、保湿力の高い化粧水を使用、また肌に優しい洗顔料を使うなど、肌に余計な負担をかけないようにすることが重要になります。

但し肌などに異常を感じた際は、即座に使用を中止し医師などに相談してみる事が必要です